【クイズ】冬場と夏場、妊娠が多いのはどちら?
こんにちは、粟木原です。
本日は、
「冬場と夏場、妊娠が多いのはどちら?」
というテーマでお伝えします。
本日の内容を読んでいただくと、
アロマターゼという酵素を活性化させて
妊娠しやすい身体を作る方法がわかり、
不妊に悩む患者様を妊娠へ
導いてあげることができます。
先生は、
冬場と夏場で妊娠が多いのは
どちらだと思いますか?
「え、季節によって変わるの?」
と思われるかもしれませんが…
実は、圧倒的に
冬場の方が妊娠が多いんです。
私の経営する治療院全体で
妊娠した方を数えると、
12月だけで、
数10名いらっしゃいます(嬉)
夏場に比べると
11月から2月くらいの寒い時期に、
妊娠反応を示す方が多いです。
最近は、
世の中の流れ的に、
妊活の早い段階で体外受精に、
ステップアップされる方が多いです。
病院も体外受精を早期に、
勧めるようになっています。
結果として、
体外受精での妊娠が、
とても増えています。
(当院が病院の隣と
いうこともありますが)
着床率も、採卵の成績も、
この時期はとても良いです。
本当に毎年、この時期は好成績です。
「なぜ冬場に、
妊活の成績が良くなるか?」
以前のメルマガでも話しましたが、
・冬場は妊娠される方が多い
・夏場は採卵の成績が悪い
過去の結果を統計してみると、
これは間違いないかと思います。
なぜ冬場の妊娠が多いのか、
考えてみると、
その理由の1つに、
「妊娠するための酵素の働き」
が関係していると考えています。
卵を育てるための酵素は、
低い体温で働きます。
アンドロジェンというホルモンを
エストラジオールに変形させる
アロマターゼという酵素があります。
この酵素を活性化させるためには、
低温期に体温を下げることが必要です。
これが女性に、
低温期(卵を育てる時期)が
ある理由でもあります。
低温期に体温を低くするだけで
アロマターゼの働きが良くなって、
妊娠される方が多くいらっしゃいます。
つまり、
冬場の寒い環境が
寝ているときの体温に影響し、
酵素の反応を良くして
結果として卵の質が良くなり、
妊娠される方が増える…
ということが言えます。
妊活の治療家を
目指す僕たちの仕事は、
これらをしっかりと伝える
アドバイス業と言っても
良いくらいです。
熱がこもりやすい方に、
体温を下げる努力を伝える!
僕たち治療家にできることも、
妊活の世界にはたくさんあります。
粟木原出